<小学生編>

 

登場人物 紹介
高嶺菊(15) 主人公竜児の姉。世界ランカーだった父譲りのボクシングセンスを持ち、弟をボクサーにしようとスパルタ教育を施すが、少々行き過ぎの感あり。
高嶺竜児(11) 主人公のはずだったのだが、姉や剣崎のインパクトにかすんでふんだりけったり。
元来優しい性格で、姉のスパルタ教育を疑問視し、疎んじている。
高嶺千代 男前の主人を亡くした後女手一つで菊・竜児を育ててきたのだが、何を血迷ったか富蔵と再婚。本当にどうしてヤツと再婚したのか・・・?・・・血迷っていたんですね。
__富蔵 千代の再婚相手。飲む打つ買う(?)のダメ親父。アル中のため、酔っ払っては菊や竜児・千代を殴る蹴るどつく。菊が命名した「ラクダ親父」の意味が未だにわからない。
三沢ジムの会長 高嶺姉弟の父が所属していたボクシングジムの会長。
父亡き後も何かと高嶺親子を気遣ってくれるいい人。
三条加奈子(11) 新幹線の中で高嶺姉弟が知り合った三条財閥のお嬢様。
小学生なのに剣崎の婚約者なのだが、剣崎を怖がっている感あり。無理もない。
三条武仁 可奈子の父。三条財閥総帥。可奈子とは仲良しの好人物。
高嶺父とは学生時代の友人らしく高嶺姉弟を引き取るが、ただ飯は食わせてくれないようだ。
可奈子の母 子供の婚約を約束してしまうくらいだから、剣崎の母と仲がいいのだろうか?政略結婚か?
剣崎順(12) 剣崎財閥の御曹司。「オレサマ」の入ったワガママっぷりが微笑ましい。
ボクシングの天才で高嶺姉弟をいじめながらも、菊の天性の才能をいち早く察知する。

 

◆あらすじ◆(…というにはやけに細かい。)
ボクシングの世界ランカーであった父を持つ高嶺菊は弟の竜児を死んだ父に負けないボクサーにしようと、
いつものように嫌がる竜児を無理矢理に特訓していました。
そんなある日、女手一つで二人を育ててきた母が再婚相手を連れてきました。
その男は、まるで働きもせず家で酒びたり。酔っ払っては竜児や菊・千代を殴り、酒びたりの毎日。
生活も楽になるどころか地獄のような日々。
そんな富蔵に反発した菊は、父親の形見であるボクシンググローブを川に捨てられたことから竜児をつれて家出を決意します。

二人は早速家を飛び出し、新幹線に乗って大都会東京へ行きました。
しかし、田舎者丸出しの二人は東京で置き引きに荷物を盗まれ早くも大ピンチ。
とうとう警察のご厄介となってしまい、家に連絡されるのか?と言う時、竜児が新幹線の中で知り合った女の子からもらった名刺がおまわりさんの目に留まりました。
その名刺には「三条武仁」との名前が…。おまわりさんはびっくりしました。
政財界・おまけに芸能・スポーツ界にも影響力を持つ三条財閥総帥の名刺だったからです。
そうして、早速二人は三条邸に連れて行かれました。
学生時代ボクシングをやっていた武仁氏は、二人の境遇を聞いているうちにこの姉弟がかつての親友の子供であることを知ります。
「とうとう死ぬまでボクシングにしがみつきやがって…」
武仁氏は子供達に悟られないよう泣きながら親友の死を悼みました。
そして、武仁氏は高嶺姉弟をひきとることにしました。姉の菊をメイドとして雇って。

可奈子と同じ名門聖華学院に通うことになった姉弟は、転校初日から学校で「田舎者」といわれのないいじめをうけましたが、菊はこの学校で竜児をボクシング部に入れようと、可奈子の婚約者でジュニアチャンピオンの剣崎らに田舎者と蔑まれながらも入部の許可をもらいました。
姉がしたことに竜児は「ねえちゃんが勝手にしたことだ」と言って断りに行きましたが、部員や剣崎たちから「ここは質屋じゃねえんだ」と一蹴され、一ヶ月掃除したらやめる見習い部員となってしまいました。
自分の弱さや不運に憤り、母への思慕から、自分も強くなる!と決意した竜児は、「もう泣かない…二度と!」と菊に宣言しました。
竜児は今やっと明日への一歩を踏み出したのです。

生まれ変わったようにトレーニングに励む竜児は、1ヶ月の見習い期間を終えました。
そして、今度こそ部員になりたいと剣崎に頼みましたが、剣崎は馬鹿にしきって相手にせず、「そんなっ!」とくってかかった竜児に振り向き様アッパーを食らわせます。
部員たちや剣崎の心無い仕打ちにキレた竜児は菊や川縁で知り合ったオヤジに教わった渾身の左ジャブを剣崎に爆発させました。
これがゴングとなって、ジュニアチャンプの剣崎とスパーリングすることになりました。
いくらやる気になったと言っても、左ジャブを覚えたばかりの竜児では剣崎に太刀打ちできません。
最初当たっていた左ジャブもすぐに見切られ、何度も何度もダウンさせられ、瞬く間に血だるまになっていきました。
竜児の死闘を見守っていた菊は、ボロボロになった竜児を家に帰らせようとしますが、竜児は最後まで戦うと引き下がりません。剣崎のパンチが軽いということに気づいた菊は続行させました。菊がハンドラーとしたついたため、竜児はみ違えるように戦い始めました。しかし、あまりに疲弊していたため、このままでは勝てないと思った菊は、竜児にカウンターを実行させ、初めての勝利を収めました。

ボクシングの面白さに気づいた竜児でしたが、二人の平安はながくありませんでした。
というのも、菊が母へと出した手紙から富蔵が三条家にやってきたからです。
二人を理由に三条家をゆすろうとする富蔵を目にした菊は、もうここにはいられない…と二人で三条の屋敷を飛び出しました。
毎日トレーニングする川縁であてもなく二人たたずんでいると、いつもボクシングのアドバイスなどをしてくれるオヤジが二人を自分の家に連れて行きました。
オヤジは医者でありながら、ボクシングジムの会長をしていたのでした。
こうして、二人は安住の地を得ることができたのでした。

◆感想と言う名のツッコミ(いちゃもんとも言う)◆単行本お手持ちの方、探してみて下さい。
つかれた…何があらすじだよ。細かいっつーの。
だって、彼らの人生急展開なんだもの。ボクシングの試合ばっかだったらもっと楽だったんだけどね。
・・・というわけで、次回からは多分もっと荒いあらすじになると思います。

さてさて、今回のツッコミどころ行ってみましょうか。先に言っておきますが、ジョークよジョーク

@菊ねえちゃん あんた、そこまでやらんでも…。と思わずつぶやいてしまうスパルタっぷり。
スポ根の大家「巨人の☆」の星一徹を彷彿とさせる激しい姉さんです。
対剣崎戦で部室の扉の影で何やらうわ言言いながら感動してる時なんか、加奈ちゃんひいていたゾ。・・・何言ってるのぉ、このお姉ちゃん・・・(T^T)?と言いたげに見えたのは私だけでしょうか?
所かまわず竜児抱きしめて号泣するのはどうしたものか。
聖華学院ボクシング部もそのテンションにはついてこれなかったと見え、困惑気味だったのが印象に残りました。
後にも先にも剣崎を足蹴にしたのは君だけさ。
剣崎VS菊のファイトを見てみたかった。多分この時ならまだ菊の勝ちだと思う。
A剣崎順 ま・小学生だからね。こんなもんか。
とはいえ、ジャイアニズムを地でいくゴーマンさ。
女の子の顔を足蹴にしちゃいかんよキミぃ。
加奈ちゃんに対する態度はまるで旦那っつーよりご主人様。ま・小学生だし。
竜児を見てるとイライラするのもわかる気がしますが、それにしても…。
ボクシング部の竜児イジメの連携は息がぴったりで笑えました。
まるで部全体が剣崎ファンクラブ。男も女もハーフも君に夢中。うーギャランドゥ(笑)
影でアニキとか呼ばれていないだろうな…
竜児をたこ殴りしながらも、菊が登場するのを待っていたフシが伺われます。
おいおい、小学生(笑)。
お坊ちゃまのくせに江戸っ子なまりとは不可思議なやつだ。
B高嶺竜児 情けなさすぎでした。
主人公なのに…主人公なのに…(T^T)
富蔵以下の存在感。
インパクトの強い姉とライバルに挟まれてこの子も不憫なんですよ。
C三条可奈子 あの後、剣崎と帰ったのかな?
それ以来出てこないけど、密かに竜児の帰りを待ってたりして…。
竜児と類友。

モドル